狂言 茂山千五郎家

気軽に楽しめる
“お豆腐狂言”で大笑い！

日時

4月13日（土）18:20〜 ［45分］※開場／18:00

会場

りゅーとぴあ 能楽堂

料金

S席4,500円A席4,000円B席3,500円

お豆腐のように気軽に楽しめて、飽きがこない狂言で人気の京都・茂山千五郎家が今年も笑いをお届けします。今年の演目は「因幡堂」。良い妻を授かりたいと因幡堂の薬師如来に願掛けに行く男。果たして、その願いは成就するのか？

茂山千五郎家は、能楽師大蔵流狂言方の家系であり、江戸時代初期から代々京都に居を構え、関西を中心に活動してきた歴史ある名門。
十世茂山千五郎正重は、親しみやすい狂言を目指し、気軽に誰でも鑑賞できる「お豆腐主義」を確立し、また、京都の民間芸能の保存にも熱心に取り組み、祇園祭の長刀鉾の稚児の世話役や壬生狂言の維持会長を勤めた経歴もあります。

現在の当主・十四世茂山千五郎氏は、舞台だけにとどまらずメディアにも出演するなど、活動範囲を全国に広げています。
他の芸術形式との交流を積極的に行い、新劇や歌舞伎にも出演するなど、伝統的な枠を超えた活動を行ってきた茂山千五郎家。この革新的な姿勢は、三世千作、四世千作、そして2023年には二世七五三が、人間国宝に認定されるほど、高く評価されています。

今年の演目「因幡堂」は、良い妻を授かりたいと願掛けに行く男の物語で、男と女の心情がうまく表現された親しみやすい演出が特徴です。お豆腐のように気軽に楽しめる一方で、味わい深い深みを持ち、観客に笑いと感動を提供し、京都の伝統文化を現代に伝える重要な役割を果たす、茂山千五郎家の狂言。ART MIX JAPANの舞台では、その魅力を存分にご体感ください。

演目「因幡堂」